大岡山まちねこプロジェクト:2024年も活動継続中
地域猫活動についてよくある質問
地域猫活動について、よくある質問に回答します。ご自身が疑問を感じたとき、またまわりに質問されたとき、
こちらの動画をいっしょにご覧いただけましたら幸いです。
※コンテンツ提供協力:
東京アニマルレスキュー、大田区役所
コンテンツのご提供ありがとうございます。
ノラ猫のこと、困っていませんか?
猫が急増すると、以下のような問題が起きます。
・ケンカの騒音がうるさくて寝られない
・糞尿がひどくて窓を開けられない
・エサが不足し、猫がゴミ漁りをしてゴミ出しできない 等
猫はどれぐらいのペースで増えますか?
猫を避妊去勢しないまま放置しておくと、猫の数が急増します。
一般的には1匹の猫が3年後に2000匹以上になると言われています。
猫が急増するとどんな問題が起きるか説明します。
猫を確実に減らすには、どうしたらよいですか?
ノラ猫の数を減らすには、猫に不妊手術を施します。オス猫には去勢を、メス猫には避妊手術をします。これにより、猫が増えることはなくなり、ケンカによる騒音や糞尿のにおいが少なくなり、住環境が改善します。
殺処分ゼロだけでは、なぜダメなのですか?
殺処分ゼロだけでは、猫問題が起きている住環境が改善されることはありません。また子猫を保護するだけでは、不十分です。これ以上、子猫がうまれないよう、猫に不妊手術を施すことが重要です。
猫問題は、なぜ地域住民が参加するのですか?
猫問題は、行政や猫ボランティアにお任せしておけばよい、というご意見があります。実際には、猫ボランティアに丸投げされても何もできません。猫問題はそれぞれの地域住民が取り組んでいます。
本当にのら猫の数をゼロにできますか?
インターネットには、「そんなことをしてもムダだ」「どうせまたすぐ増えるだろう」などの意見がありますが、本当にノラ猫をゼロにできるのでしょうか。はい、できます。実際にノラ猫がゼロになった自由が丘商店街の成功事例もあります。
TNRとはなんですか?
TNRとは、地域猫活動の基本方針で、Trap(捕獲)ーNeuter(不妊手術)ーReturn(元の場所に放す)のことです。
不妊手術、猫に悪影響はありませんか?
猫に不妊手術を施すと聞くと、なんだか恐ろしくて不安です。猫に悪影響はないのでしょうか。不妊手術を施すことは虐待ではなく、政府や東京都が進めている地域猫活動の一環です。不妊手術を受けた猫は、地域で人といっしょに共生することができ、それ以上増えることなく、静かに寿命を終えます。
不妊手術のあと、元の場所に戻すのはなぜ?
「不妊手術を施したら、猫をどこか(自分と関係ない)どこか遠くの場所にやってほしい」「別の自治会エリアに捨ててこればよい」という意見があります。別の場所に捨てることはできません。別の自治会エリアに捨ててくるということもできません。
不妊手術の後の地域での見守り
不妊手術を施した猫は、それ以上、増えることなく、短く過酷なノラ猫としての一生を終えます。不妊手術をすると、ケンカによる騒音や糞尿のにおいがほぼなくなり、静かな住環境が戻ります。そして人と猫が共生する地域社会になります。
ノラ猫ゼロ成功事例:自由が丘商店街 猫物語
自由が丘商店街では、日本で先駆けて地域猫活動に取り組み、実際にノラ猫の数をゼロにすることに成功しています。町全体での取り組みの歴史やストーリーを動画で紹介しています。
糞尿被害をゼロにするには?
猫トイレを設置することで、猫の糞尿被害をゼロにすることができます。猫トイレの効果的な設置方法を解説します。費用はわずか2千円程度です。
世界でいちばんカンタンな外猫ハウスを作ろう!
たったワンコイン500円で作れる、世界でいちばんカンタンな外猫ハウスのつくり方を説明します。外で暮らす猫たちのために、あたたかいハウスを作ってあげてください。
【子猫保護】子猫を保護したいときには?
主に春と秋に子猫が生まれます。「庭先で子猫が生まれたので保護してほしい」というリクエストを多くいただいています。
小さい子猫がほしいあなたへ
小さい子猫を見るととてもかわいく見えますが、実際には子猫のお世話は非常に大変です。労力や時間もかかり、お金もかかります。小さければ小さいほど、手間がかかり、免疫力が低い子猫はすぐに死んでしまいます。したがって里親に出すのは、一般的に生後3カ月以降です。
リモートワークのお供に子猫がほしい方へ
コロナの影響でリモートワークが増え、子猫がほしいという問い合わせを多くいただいています。あなたがリモートワークかどうかにかかわらず、子猫は鳴いたり騒いだり、仕事の中断をされることもあります。動画をご覧いただき、子猫の実態を理解した上で、子猫を飼うかどうかご検討することをお勧めします。
【子猫保護】子猫保護とお金のはなし
子猫を見つけて「保護してほしい」というお問い合わせを多くいただいています。実際に子猫を保護するには、費用と時間がかかりますが、行政からの補助はありません。猫はもともと人間が捨てたもの。費用負担については、よくボランティアさんと話し合いましょう。
『あったかい家が見つかるまで…。』フォトブック
保護されて幸せになった猫たちのフォトアルバム。
大岡山で保護された猫たちもたくさん登場しています。
大田区セミナー:ノラ猫トラブルのない地域社会へ(1/5)
ノラ猫トラブルのない地域社会をめざして
1 ノラ猫対策の失敗パターン
1-1 去勢不妊手術だけではノラ猫は減らない
1-2 エサやり禁止ではノラ猫は減らない
1-3 エサやり者に飼わせると恐ろしい結果に
1-4 エサやり者を排除すると対策は失敗する
1-5 地域の皆が対策方法を理解してしないと失敗する
2 「ノラ猫を減らそう」だけが唯一の一致点
3 ノラ猫を減らすために覚えるべき生態5つ
4 対策の概要
大田区セミナー:ノラ猫トラブルのない地域社会へ(2/5)
「地域猫活動」とは、まちの猫問題を地域の皆さまの理解のもとに、地域に暮らす方々が力を合わせて取り組む、地域の環境改善活動です。
5 実践編
5-1 町会で対策する
大田区セミナー:ノラ猫トラブルのない地域社会へ(3/5)
具体的には、猫に去勢・不妊手術を行い、新しく猫が産まれないようにし、適切なえさやりとふん尿の管理、周辺の清掃を行い、被害を少なくしていくという方法です。
5 実践編
大田区セミナー:ノラ猫トラブルのない地域社会へ(4/5)
まちの猫問題を解決するための「地域猫活動」について、地域猫活動アドバイザーの石森信雄氏が講話します。
5-4 どの場合でも共通のこと
6 成功のポイント
大田区セミナー:ノラ猫トラブルのない地域社会へ(5/5)
7 「地域猫活動」は動物愛護管理法の趣旨そのもの
8 全体まとめ